眉ワックスで皮膚がたるむ?!~眉ワックスをやり続けると瞼がたるむのか?解説します~

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眉のワックス脱毛で皮膚がたるむ?

「眉ワックスをしていると瞼の皮膚がたるんだりしませんか?」

過去2回くらい受けたことがある質問です。

答えはNOです。

そんなわけない。

今回はその理由を解説します。

瞼のたるみは眉ワックスが原因じゃない

①眉ワックスの施術時間

眉ワックスの施術時は、肌にムラなくワックス剤を塗布したり、目と眉の間を広げるために肌を引っ張ります。

眉ワックスの施術時間は、施術者によって差はあれど、両眉と眉間の産毛脱毛も含め、15分程度

手慣れたプロならば両眉5分でできるようになります

ハードワックスを使用する場合、ウォーマーから出した途端に固まりだし、肌への塗布時なんて時間との戦い。

ゆっくり施術すること自体が不可能なんです。

15分の施術中、肌を引っ張っている時間、どれくらいだと思いますか?

塗布する間の数秒間、剥がす一瞬の数秒断続的に引っ張るだけです。

ワックス脱毛は施術者によって技法が異なりますが、どんな技法であっても、何分間もずっと肌を引っ張り続けるなんてことはありません。

②ワックス脱毛の頻度

もちろん、数秒の積み重ねでも、毎日や2、3日に一度の頻度で継続的にしていれば皮膚がたるむ可能性も否定できませんが、

眉ワックスの頻度は継続的に眉サロンに通ったとしても1〜2ヶ月に一度

ワックス脱毛は、一気に何十本何百本という毛を抜く施術なので、決して肌に優しい施術ではありません。

肌のためには、最低3週間程度は施術間隔を空けるのがベストです。

皮膚がたるむような頻度で施術すること自体が無謀なのです。

③欧米のエビデンス

一番説得力のある理由は、経験者の長年のエビデンス(証拠/根拠)があるということ。

私は25年以上前にアメリカNY州のカレッジに留学していました。

NYというとマンハッタンの大都会を思い浮かべると思いますが、私が住んでいたところは鹿やリスが歩いているような田舎町

そこにポツンと佇む決してキレイになれそうもない、外観もボロボロな美容サロン。

エステやネイルなど、どんな店にもEyebrow waxingというメニューがあり、当時の金額で9.99ドル程度。

ネイルが25〜35ドル程度だったのを考えると、お得なクイックメニューという位置付けでしょうか。

眉ワックスが流行っているというより、すでに何年も前からある定番お手軽メニューでした。

1990年代から欧米では定番メニューであり、今も普通にあるということは、それだけやり続けた人がいるということ。

美容業界はトレンド業界なので、一時ブームになっても安全でないものや実用的でないものは消えていきます。

①長い歴史
②ワックス脱毛の技法は変わっていない
③皮膚のたるみを訴える人が出ていない

この3つが何よりの証拠です。

基本を学ぶことの大切さ

私はワックス脱毛を、ロンドンとバリ島で学びました。

ハードワックスとソフトワックスの技法、眉&顔と、体、VIOの脱毛も。

日本でもワックス講師の方から学びました。

バリ島ではワックス後の保湿に使用する化粧品を、植物や食材から作ったりもしました。

料理するようにフルーツをミキサーで砕いたり、肌にもとても良さそうな雰囲でしたが、実際は真逆。

普通の化粧品の方が肌に優しかったです笑

ワックス脱毛含む技術全般に言えることですが、それぞれにやり方があり、自分に合った方法を見つけることが上達への近道だと思います。

ただし、一番大切なのは基本を知ること。

ワックスの種類であるハードとソフトの違いや起源、脱毛法の基礎、肌へのリスクなど、技法や商材が違えど基本の知識は不変です。

技術を学ぶ順番は、基本→アレンジの順番が鉄則です(SNSの影響で基本飛ばしてアレンジから入る人がすごく多い印象)

私が担当させていただいている眉ワックス講座では、この基本を大切にお伝えしています。

初めて学ばれる方、是非こちらの講座にお越しください!

80人分のワックスもウォーマーも込み!本当にお得な講座です!

本当は対面講座にお越しいただきたいですが、遠方で来れない方、基本を学び直したい方はオンライン講座も

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著者

TOMOKOのアバター TOMOKO International Makeup Association認定 メイクアップアーティスト (社)ジャパンブロウアーティスト協会代表理事

NY州立大学卒業後、アパレル・企業広報・IT翻訳・人材派遣営業職など様々な職業を経てロンドン、パリのメイクアップスクールに留学。
日本の眉毛エクステの第一人者として、NHK, AbemaTVなどメディア出演多数。
世界初の眉毛エクステ専用コスメEVOKE BROWSはじめ、眉毛エクステ専用商材を国産化粧品として開発。
眉のアドバイザー資格アイブロウマイスター監修、つけ眉毛技術W BROW/ノンケミカルブロウラミネーション技術発明。
メイクアップアーティストとして化粧品開発事業も行う。
美容師免許、調理師免許保有。
サイアートパーソナルカラーアナリスト。

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