養老孟司さんとジャズピアニストの山下洋輔さんの対談番組を見ました。
めちゃくちゃおもしろかった。
養老さんのオタク度、ズバッと核心をつく言葉、私には理解できない発想(まさにバカの壁)、昔から好きで本を読んでます。
途中、養老さんの発言に山下さんがぽかんとしてたのもリアルで。
養老さんに、
「解剖を教えるときはどうするんですか?」
山下さんが尋ねると
「まずやらせる。
黒板に書いてやり方の説明なんてしない。
そんなやり方じゃ覚えない。」
キッパリ言い切ってたのが印象的でした。
山下さんも音楽と同じですね。と。
なんだか嬉しくなりました。
私も講習では、まずやってもらうことを大切にしています。
それも実際の人にやることを。
眉の絵なんて描いて練習してもしょうがないと言ってます。
養老さんも模型じゃ本質が違うんだ
と。
本質の話をしても分かる人はなかなかいないので妙に勇気づけられました。
それと
まずやる!
大切さ。
やるかやらないかは本人次第。
やらない人は理由を探してやらないし、やる人はどんな理由があってもやるもの。
頭の悪い人はシンプルなことを複雑に考える
頭の良い人は複雑なことをシンプルに考える
養老さん見てると納得する言葉です。
山下さんも将来の夢は?
と聞かれてとても素敵なことを話していました。
この質問も素晴らしい。
ありがたい番組でした。