協会概要・眉技術とは

 協会概要・眉技術とは

眉技術の歴史

”美容を目的として眉を手入れする”という概念は20世紀前半に遡ります。 1910年代、女性は眉をはっきりとさせながら、かつナチュラルな眉を好む傾向がありました。

大きく変化したのは1920年代。
はっきりと濃く描きながらもその形を細くシェイプし、眉尻を下げて描くことで、”Sad Eyes”と呼ばれるほど悲しげな目元を演出しました。
この頃から眉にはトレンドが反映されるようになりました。その後、数年ごとに眉トレンドは変化し続け、現代では様々な方法で眉を美しく整えることが一般的になりました。

2021年現在。
欧米では古くから眉毛サロンが広く生活に浸透している中、日本は眉毛サロン後進国でした。
その状況は2020年のコロナウイルスによる世界的なパンデミックにより一変しました。
マスク生活を余儀なくされたことにより、目元が人の印象を決め、コミュニケーションの手段が目と眉に集約されたことで眉が大きくクローズアップされました。

2021年現在。
欧米では古くから眉毛サロンが広く生活に浸透している中、日本は眉毛サロン後進国でした。
その状況は2020年のコロナウイルスによる世界的なパンデミックにより一変しました。
マスク生活を余儀なくされたことにより、目元が人の印象を決め、コミュニケーションの手段が目と眉に集約されたことで眉が大きくクローズアップされました。

2015年頃から眉毛エクステ技術の広がりと共に眉メニューを取り入れるサロンは徐々に増加していたものの、2020年には眉毛サロンが急増、2021年は”眉をサロンで手入れする”という概念が一般化しました。


眉技術とは?

現在一般的な眉技術は以下の6つです。

1.眉カット

眉カットは最も一般的で、ムダ毛をカットすることで眉の形を整える技術。

1980年代に日本でブームを起こしたコームを使用して短く切り揃える方法は既に40年も前の技術であり、カットの方法も眉毛をどこまで短くするかの基準も現在では進化している。

2.眉ワックス脱毛

最も多くの眉毛サロンが導入している眉技術。脱毛用のワックスをムダ毛に塗り込むことでワックスと絡ませ、その毛を一気に引き抜くことで一瞬で脱毛ができる技術。

1mmで印象変化する眉のムダ毛をピンポイントで抜くことができるため、機械脱毛ではできないお手入れが可能に。また、毛根から抜くことができ、産毛も取れるため、肌がトーンアップして美肌効果も期待できる。

ワックスの種類や技術者の腕によっては肌トラブルや、希望しない形になるリスクもある。

3.スレッディング

糸を使用して行う脱毛方法。

基本はワックスと同じようにピンポイントで眉のムダ毛処理ができるが、肌への負担はワックスよりも優しいことから欧米ではワックスと同じように人気のあるメニュー。

技術者にとって習得するまで時間がかかること、肌をピンと張った状態で施術を行う必要があるため、お客様自身に肌を引っ張ってもらうなど、ホスピタリティの観念からは疑問が残る。技術によっては手と口を使って糸を引くため衛生面においても抵抗を感じる懸念がある。

4.眉毛エクステ

眉毛や産毛、または地肌に人工毛を一本一本専用接着剤で装着し、理想の眉毛を手に入れられる技術。

眉毛の悩みで最も多い、「眉毛が少ない」「欲しい部分に生えていない」「眉を毎日綺麗に描くことが面倒」、これらの悩みを解消でき、描いた眉毛ではなくリアル感のある眉毛を手に入れられる唯一の方法。
老若男女に自然な毛流れを作れるため、イベントには最適な技術。

まつ毛と違い、肌に沿って生えている眉毛には安全な専用商材や技術が必要であり、また持続性においては数日〜1、2週間が限界であるため、常に綺麗な状態を保つにはコストがかかる。

5.眉ティント

眉毛と肌を染めることでメイクをせずに過ごすことができる技術。

ヘアカラー同様、なりたい色に眉毛を染めることができる。
海外で使用されている眉ティントは希望の形に塗った後5〜10分放置すれば、その後2週間程度は眉メイクから解放されるほどはっきりと着色する。

海外では強い成分のものが用いられているが、日本では薬機法上認可されていないため、サロンでは使用できない。
日本国内での眉ティントは塗ってから数時間の置き時間が必要で、膜を張った色素を剥がすタイプのパック式がメジャーになっている。

6.ブロウラミネーション

最もホットな施術である毛流れ矯正技術。海外では眉毛パーマとして知られている。海外でのブロウラミネーションは、眉毛パーマとティントを同時に行う。

立ち上げた毛流れの幅で肌も一緒に着色するため、仕上がりは濃く、太く見える効果がある。

眉ティントと同様、眉毛へのパーマ剤の使用は日本では認可されていない。セット剤と名前を変えて販売している業者も多いが、毛質の構造自体を変える薬剤は眉毛には強すぎるため、海外でも施術後の毛質の変化や肌トラブルの報告は少なくない。
また、毛流れ矯正技術は、元々眉毛の毛量が多い人、生え揃っている人が対象になるため、対象になる日本人は少ないこと、一つのトレンドであることは否めない。
眉毛自体強い毛ではなく、普通に過ごしていても年齢と共に細くなることを考えると、薬剤で毛の内部構造自体を変化させる施術を繰り返すことは、健康上も将来のためにもお勧めはできない。

このように様々な眉技術がありますが、最も大切なのは全てにおいて眉デザインが基本になるということです。 どのような技術であっても、眉を美しく整える=その人を魅力的にすることが大前提です。個人差の大きい眉毛は人によって必要な技術が異なるため、正確に顧客のニーズを掴み、提案できるスキルが大切になります。

 アイブロウアーティストとは?

世界では、眉毛専門の技術者をブロウアーティストと呼びます。
美容師→Beautician
メイク技術者→Makeup artist
眉技術者→Brow artist

アイブロウアーティストとも言いますが、Brow artistの方が一般的です。

様々な団体が独自の名前を創作していますが、自己紹介する際に世界共通の肩書きを名乗ることが大切だと当協会は考えます。
また、眉をデザインするためには様々な知識や視野の広さが必要で、眉だけを勉強していたのでは決して良いデザインは提案できません。
アーティストは自由であり、全ての人がそれぞれの個性を活かして活躍できることを目標にしていることから、当協会では受講された方をBrow Artistとして認定しています。

眉を学ぶべき5つの理由

自分に似合う眉がわからない女性は
約8割(当協会調べ)

変化が分かり易い
顔全体のリフトアップや目の大きさにも直結します。

時間・料金共に手頃感がある
眉の施術は最短10分、低料金で体験できるものもある。

性別や年代も超えて
印象操作ができる
老若男女に有効です。

1mmで
印象を変化させることができる
太さ・長さで別人に。目の大きさにも直結します。

自分に似合う眉がわからない女性は
約8割(当協会調べ)

変化が分かり易い
顔全体のリフトアップや目の大きさにも直結します。

時間・料金共に手頃感がある
眉の施術は最短10分、低料金で体験できるものもある。

性別や年代も超えて
印象操作ができる
老若男女に有効です。

1mmで
印象を変化させることができる
太さ・長さで別人に。目の大きさにも直結します。

 眉毛サロンでの施術の流れ

現在、全国で約4,000店以上のサロンが眉メニューを導入しています(※当協会調べ)。一般的な眉メニューの施術の流れをご紹介します。

お客様の眉と健康状態の確認

ご希望を伺ったうえでお顔分析により、最適なメニューをご提案

施術時間:メニューにより30分~1時間30分程度

アフターケアや注意点の説明→終了

お客様の眉と健康状態の確認

ご希望を伺ったうえでお顔分析により、最適なメニューをご提案

施術時間:メニューにより30分~1時間30分程度

アフターケアや注意点の説明→終了

 良い眉毛サロンの特徴

サロンに行く前

1. SNS、HPなどで情報を確認

本当に人気のサロンは予約を受けられないので頻繁に更新していないことも多い。 美人なモデルばかりではなく、様々なタイプの人、バリエーションを掲載しているサロンが本物です。

2. 予約時に注意点の確認があるか

ワックスの場合肌質の確認は必須です。

1. SNS、HPなどで情報を確認

本当に人気のサロンは予約を受けられないので頻繁に更新していないことも多いです。 美人なモデルばかりではなく、様々なタイプの人、バリエーションを掲載しているのが本物です。

2. 予約時に注意点の確認があるか

ワックスの場合肌質の確認は必須です。

サロンに行ってから

3. 希望や悩みを聞いてくれるか

希望に沿うためにはヒアリングが最重要です。

4. 施術においてリスクの説明があるか

5. 日本で認可されていない薬剤を使用されていないか

ティントやパーマ剤はサロンでは使用できません。

6. お顔に合った眉デザインのアドバイスがあるか

テンプレートだけで仕上げない

7. 同意書やカウンセリングシート、アフターケアシートなど書面で確認できるか

サロン側のリスク管理の姿勢が現れます。

8. 施術の持続性を長めに宣伝していないか

1ヶ月持ちます!と宣伝しながら当日言葉を濁されるのは誇大広告です。

3. 希望や悩みを聞いてくれるか

希望に沿うためにはヒアリングが最重要です。

4. 施術においてリスクの説明があるか

5. 日本で認可されていない薬剤を使用されていないか

ティントやパーマ剤はサロンでは使用できません。

6. お顔に合った眉デザインのアドバイスがあるか

テンプレートだけで仕上げない

7. 同意書やカウンセリングシート、アフターケアシートなど書面で確認できるか

サロン側のリスク管理の姿勢が現れます。

8. 施術の持続性を長めに宣伝していないか

1ヶ月持ちます!と宣伝しながら当日言葉を濁されるのは誇大広告です。

8.については、健康な人の眉毛は約3週間で1~2mm程度伸びるといわれています。眉毛は1mmでも伸びると存在感を感じるパーツであり、4週間以上効果が続くことは、毛の内部構造を変える強い薬剤を使用しない限り考え難いのが現実です。人間の体は常に代謝しており、肌も眉毛もターンオーバーしています。 どんな施術も「1ヶ月以上持ちます」と宣伝されている時点で、サロン側に根拠を示すことができるかどうかを確認なさってください。
SNS時代はイメージに惑わされて本質を見極めることが困難です。
是非上記のポイントを参考になさって、良い眉毛サロンをお選びください。

 代表ご挨拶

一般社団法人ジャパンブロウアーティスト協会のHPをご覧いただきまして、有難うございます。
2015年、日本初の眉毛エクステンション技術専門講習を行うことを目的として当協会を創設しました。これまで、安全で美しい眉毛エクステンション 技術の発展と啓蒙において一定の成果と実績を残すことができたと考えております。これも一重にご縁をいただけました全ての皆様のご協力のお陰でご ざいます。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
昨今の生活様式の変化、時代の流れに伴い、”眉毛エクステンション”技術のみでなく、更なる美容技術の開発や、お一人おひとりのニーズに合ったサー ビスを提供していくため、 2021年より一般社団法人ジャパンブロウアーティスト協会に社名を変更する運びとなりました。
”Brows+Artist”をコンセプトに眉の専門性を残しながら、さらに自由に、 多くの皆様にとって役立つ情報や技術を発信して参ります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

代表理事 松本智子

代表プロフィール

代表理事 松本智子/メイクアップアーティストTOMOKO

ニューヨーク州立大学にてCommunication Media Artsを専攻し学位取得。
日本に帰国後アパレル、IT翻訳、企業広報など職業を経験後、渡英。
LondonSchool of Beauty & Make-up にてInternational Make-up Association資格を日本人として初めて取得。多くのセレブリティを多数手掛ける一流メイクアップアーティスト達に直接指導を受ける。パリにてフランスメイクアップ界の巨匠Jean-PierreFleurimon氏にフランス式メイクアップを、 バリ島Jamu Traditional Spa Schoolにてフェイシャルマッサージとwax技術を学ぶ。
さらに、今後確実にトレンドになると言われる”眉毛エクステンション(eyebrow extensions)”技術を本場ロンドンにて学び、いち早く日本でサービスを開始。
日本の眉毛エクステの第一人者として、NHK、abemaTV、などメディア出演多数。
2019年、日本初の眉のアドバイザー資格『アイブロウマイスター』を創設。同年薬剤を使用せず、眉の毛流れを整えて眉周りの健康にも配慮した『ノンケミカル・ブロウラミネーション※特許出願』、2021年『眉スパ』技術を開発。同時に眉用商材を国産化粧品として開発し、世界でも講習を行う。London International Make-up Association認定メイクアップアーティスト。美容師免許保有。

代表理事 松本智子/メイクアップアーティストTOMOKO

ニューヨーク州立大学にてCommunication Media Artsを専攻し学位取得。
日本に帰国後アパレル、IT翻訳、企業広報など職業を経験後、渡英。
LondonSchool of Beauty & Make-up にてInternational Make-up Association資格を日本人として初めて取得。
多くのセレブリティを多数手掛ける一流メイクアップアーティスト達に直接指導を受ける。
パリにてフランスメイクアップ界の巨匠Jean-PierreFleurimon氏にフランス式メイクアップを、 バリ島Jamu Traditional Spa Schoolにてフェイシャルマッサージとwax技術を学ぶ。
さらに、今後確実にトレンドになると言われる”眉毛エクステンション(eyebrow extensions)”技術を本場ロンドンにて学び、いち早く日本でサービスを開始。
日本の眉毛エクステの第一人者として、NHK、abemaTV、などメディア出演多数。
世界初の眉毛エクステ専用コスメEVOKE BROWSはじめ、眉毛エクステ専用商材を国産化粧品として開発し、世界でも講習を行う。

眉を知る 整える 仕事にする 眉技術講習 眉の資格
一般社団法人ジャパンブロウアーティスト協会