海外のブロウラミネーション事情
ブロウラミネーションは、ロシアが発祥と言われています。
本場は写真のとおり、肌に眉毛を貼り付けた状態が完成形。
施術後1〜2日洗顔はNGです。
欧米人女性の毛質の特徴
欧米人女性は眉毛が長く、毛質が柔らかい人が多いのです。
日本人女性は逆です。短く、硬い人が多い。
長髪の方がヘアスタイルをアレンジできるように、ブロウラミネーションの効果も地毛の長さがあってこそ。
毛質が違う時点で効果も変わります。
パーマ剤を使用
そもそもブロウラミネーションは眉毛パーマのことです。
髪のパーマと同じように、
- 1剤で髪の組織を切断
- 眉毛を根元からしっかり立ち上げる
- 2剤で髪の組織を再結合
1剤と2剤の間にロットに毛をなで付けて形状記憶するのが普通のパーマ(まつ毛パーマも同じ)。
眉毛の場合はロットを使わず、肌に直接なで付けます。
ストレートパーマで前髪をおでこになで付けるようなもの。
パーマ液がそのまま肌に染み込みます。
眉毛パーマで肌トラブル
当然ですが、肌トラブルリスクもあります。
体験者の声
肌の乾燥
肌荒れ
痒み
毛が縮れてしまった
そもそも日本では肌につけて良いパーマ剤は売られていませんが、海外でも誰でもOK!ということではなく、限定されたサービスなのです。
ブロウラミネーションの流行
そもそもこの立ち上げ眉毛、どこかで見た記憶がありました。
80年代のトレンドが形を変えて蘇っていたのです!
この
あたりを知りたい方はこちらの勉強を
外国人女性が最も嬉しいブロウラミネーション効果
海外の女性達に最もウケている理由はこれなんです。
眉毛が濃く、太くなる
横向きの毛流れを上に向けるので、そのぶん、幅が太くなるのです。
トップの写真、注目してほしいのが色!
ライトブラウンからダークブラウンに変わっていますね。
眉毛を上向きにしただけで色まで変わることはありません。
ティント効果なんです。
眉ティントって?
海外は眉ティントもセットで施術します(眉毛エクステも!)。
日本のパック式ティント(一晩置いて剥がす)とは違い、海外では5~10分置いておくと眉毛と肌をしっかり染められます。
なので美容サロンでの施術が可能なんですね。
眉毛の毛流れが下がってきても、ティントの色素は2週間以上は残る。
眉毛の濃さ・太さの効果が持続するという仕組みです。
ちなみにこのティント剤、海外ではドラッグストアで市販されています。
人に施術することはNGだけど、自分でやるなら自己責任なので興味がある人は取り寄せてみるのもあり。
ただ、お勧めはしませんが。
その理由は次回のティント特集で。
海外のブロウラミネーションまとめ
- 海外はヘアパーマと全く同じ施術
- 欧米人と日本人の毛質の違いで効果が変わる
- ブロウラミネーションは30~40年前のトレンドのリバイバル
- 海外はティントと一緒に施術する