ブロウラミネーションの持続性について
最も気になる部分であり、ご質問が多いのもこの持続性について。
一言で答えるなら、2~3週間が目安です。
”目安”です。
明確に言い切れるものではありません。
その理由はこちらの記事をご参照ください。
自分自身の体験とお客様、受講生の感想を総合すると2週間〜3週間が平均です。
短いと思われますか?
でも実際は薬剤を使わないうえに、技術の簡便さから、
「結構持ちました!」と言われた方ばかりです。
ブロウラミネーション効果の変化
海外のブロウラミネーションとは違い、日本式のブロウラミネーションは眉毛を真上に貼り付けるものではありません。
仕上がりは、画像のように下向き眉毛が横向きになるような変化です。
効果が切れるというのは横向きが下向きになってくるのか?
と言われると
実は微妙で、スクリューブラシで梳かすとちゃんと横向きになります。
眉毛は2〜3週間で伸びてきたと感じやすく、ブロウラミネーション効果の持続というより、施術時とは眉毛の状態が変わってきたと感じるのがこの期間。
眉毛は頭髪やまつ毛とは違い、数ミリで形に変化を感じる部分。
スッと毛流れが横向きだったのが、ちょっとバラつきが出てきたかな?と感じるのがこのくらいの時期なんです。
『1ヶ月(2ヶ月)持ちます』は本当か?
1ヶ月以上施術時と眉毛の状態が変わらないことは、毛周期から言ってありえません。
説明を求めると、きっと「個人差があります」という言葉で逃げてしまうでしょう。
眉毛は平均1日に約0.2mm伸びると言われています。
10日で2mm、20日で4mm。
1mmでも存在感を感じることがある眉毛は、2mm~4mm伸びれば垂れ下がって見えることも。
持続性は長い方がいいに決まっています。
宣伝する側だって、「1ヶ月以上持ちます!」とはっきり言えたらどれだけ良いでしょう。
もしあるとするなら、毛質や毛量の条件を極端に限定した人だけへのアンケートの結果でしょう。
ブロウラミネーションは最新技術かつ、海外と日本では認可の基準が違うことは過去記事に譲ります。
ここに記載している情報は、施術者だけでなく一般のお客様にも知識を持っていただくことを前提としています。
知った上で何を選ばれるかはご本人の自由ですが、ブロウラミネーションについて現在日本国内の情報はほとんどありません。
1ヶ月持つから良い、短いから悪いのではありません。その逆も然り。
知識を持ったうえで持続性を捉えていただき、サロン選びに生かしていただければと思います。
持続性を伸ばす方法
- 眉毛を伸ばす
- 何度かやってみる
- ブラッシング
1.持続性を伸ばすにはまず、眉毛を伸ばしてください。
毛は根元ほど癖が強くなります。
眉毛が短いということはそれだけでブロウラミネーションができない、または効果が薄くなります。
五分刈りの坊主頭にストレートパーマをかけるようなもの。
育毛・養毛を是非意識してみてください。
メイクもできる眉毛美容液
2.何度かブロウラミネーションをやってみる。
1回目より2回目、2回目よりも3回目と回を重ねると、眉毛もクセづけしやすくなります。
大切なのは、間を空けないこと。
私自身の経験ですが、2週間くらいの間隔で何度か試していたら、回数を重ねるごとに明らかに持続性がよくなりました。それでもやはり3週間経つ頃には、他の毛が伸びて状態が変わったことを感じますが。
3回くらいは試されることをお勧めします。
3.スクリューブラシでブラッシング
ブロウラミネーションの唯一のアフターケアでもあります。
眉毛を上向きに梳かすことを日常で取り入れてください。
特に洗顔後、メイク前。
ブロウラミネーションした眉毛は、梳かすだけで毛流れが再現できます。
ブロウラミネーションの持続性:まとめ
- 持続性は2~3週間が目安
- 毛周期や眉毛の特徴がある
- 個人差があり一般的な平均持続性を明言するのは困難
- 持続性を伸ばする方法も意識する
スマホで学べるブロウラミネーション
こちらの動画講座では、お客様の眉状態によってブロウラミネーションを提供できるかどうかを判断する方法も含まれています。事前に確認することで持続性に対する説明も簡単にできるようになります。