顔の産毛は必要か?フェイシャルワックスのホントの話

目次

産毛にも意味がある

「体毛は全て大事な部分を守るために生えている」

そう教わりました。

そんな教えとは裏腹に、人類の進化に伴って今では”ムダ毛は抜いてなんぼ!”というくらい性別も何も関係なく、ムダ毛処理がある種のマナーであり、ファッションであり、スタンダードになりました。

日本や東アジアでは昔から顔剃り文化があったけれど、欧米に留学した当時驚いたのが、顔の産毛を処理する習慣が全くないこと。

金髪美女でも夕陽に顔の産毛がキラキラ光るほど、伸ばし放題なのが普通。

聞いてみると、「顔の産毛を剃るなんてありえない!男の髭じゃないんだから」と驚かれ、

「なんで剃るの?」と逆質問。

「化粧ノリが良くなるよ」と答えると、「へー!だからアジア人は肌が綺麗なのかしら」とちょっとした異文化交流に。・・・20年以上前の話ですが。

生理学的には、顔の産毛も肌を守る役割があるそうです。

実際は無くても困らない

顔の産毛が肌を守っている、とは言っても、体毛と同じレベルです。

体毛を脱毛して、肌が荒れやすくなった、無くて困った経験がある人はいるのでしょうか。

少なくとも私は出会ったことも聞いたこともない。

顔の産毛も同じです。

脱毛後不便を感じたり、困った経験をしたことはなく、むしろ無いことで肌のトーンが上がり、化粧ノリが良く、美肌になったというメリットばかりです。

フェイシャルワックスはフルよりも部分的に

眉ワックスを体験すると、その美肌効果にフェイシャルワックスにも興味を持たれる人もいると思います。

ただし、いきなり全顔をワックス脱毛するのはお勧めしません。

肌が強く、健康で、なんでも来い!という人はどうぞ、体験してみてください。

吹き出物が出来やすい、乾燥気味、肌荒れ気味、赤味が出やすい、敏感肌な方は目立たない部分でお試しを。

目には見えなくても、顔には無数の産毛が生えています。

フェイシャルワックスはそれを一気に引き剥がす行為

肌への刺激は決して弱くない!

特に頬は敏感です。

そして痛い。

正直、眉の比ではないほど、範囲が広くなると痛いんです(顔が取れたかと思うほど!)。

痛みに弱い人も、初めての人も、是非一度フルフェイシャルワックスを試す前に、部分的にトライしてみることをオススメします。

オススメはこの三箇所

  1. 眉&額(眉と同時に額も脱毛するとさらに美眉が引き立ちます!)
  2. 眉&こめかみ(眉が濃い人はこめかみもムダ毛が目立つ人、結構います)
  3. 眉&口周り(女性も気になる方多いはず!)

そして、最も大切なのが肌のケア。
フェイシャルワックス施術前後は、肌への刺激があることは避けなければいけません。

特に施術後は肌が敏感になっているので、擦ったりマッサージしたりも厳禁。

数日間は、いつもより念入りに保湿をすることで、自分でも「おお〜!」と言ってしまうような透明感のある肌が手に入ります。化粧をした時には、その効果を実感するでしょう。

フェイシャルワックスのサロン探し

どんなサービスにも当てはまることですが

良いサロンは、

肌状態を見て、できること/できないことをしっかり伝えてくれます

施術後のアフターケアや使用している商材についても自信を持って、説明してくれます。

注意してほしいのは、眉ワックスとフェイシャルワックスは別ものであるということ

眉ワックスしか学んでいない人が、適当にフェイシャルもやってしまう場合があります。

眉サロンでやってもらうときは、フェイシャルも学んだのかをしっかり確認してください。

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著者

TOMOKOのアバター TOMOKO International Makeup Association認定 メイクアップアーティスト (社)ジャパンブロウアーティスト協会代表理事

NY州立大学卒業後、アパレル・企業広報・IT翻訳・人材派遣営業職など様々な職業を経てロンドン、パリのメイクアップスクールに留学。
日本の眉毛エクステの第一人者として、NHK, AbemaTVなどメディア出演多数。
世界初の眉毛エクステ専用コスメEVOKE BROWSはじめ、眉毛エクステ専用商材を国産化粧品として開発。
眉のアドバイザー資格アイブロウマイスター監修、つけ眉毛技術W BROW/ノンケミカルブロウラミネーション技術発明。
メイクアップアーティストとして化粧品開発事業も行う。
美容師免許、調理師免許保有。
サイアートパーソナルカラーアナリスト。

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