昨年セブンビューティーアカデミー様に提案させていただいたのが、眉ワックスのインストラクターコース。
1月5日に情報解禁になり、こちらに詳細が記載されていますので興味がある方はご覧ください。
世界が一変して、誰もが自分の現在地や将来を考えたと思います。
昨年の緊急事態宣言明けから眉講座はずっと満席状態が続いている現状に、有り難みと共に複雑な想いを抱えずにはいられない日々でした。
というのも、やはり誰もが様々な想いや事情を抱えて受講されていることを肌で感じてきたからです。
昨年最後の眉ワックスの講習では、旅行業の若い男性が受講してくれました。
眉を自分で描いたこともない人が、いきなり人の眉を描き、ワックスでムダ毛を抜く実技を行なうのです。
講師として私が最も大切にしていることは、受講生の皆さんが活躍できるようにすることです。
そして、事故(トラブル)を起こさないこと。
法律の面でも、衛生・安全についても受講生が困らないようにする。
例え受講中であっても、相モデルの受講生同士の安全面にも細心の注意を払っているつもりです。
今回その男性の背景を聞き、大丈夫かな?と正直心配になりました。
ワックス脱毛やメイクが未経験の人は多くても、自分の顔にも眉を描いたことがない人、人の顔に触れた経験がない人は、これまでの参加者には皆無。
他の受講生の負担にならないように、でもその男性にも分かりやすく、と様子を見ながら講習を進めたのですが、その心配は杞憂に終わりました。
ゼロだからこそ、内容を素直に、必死に、スポンジのように吸収されていました。
その日の受講生の皆さんはとても熱心で全員メモをしっかり取りながら聞いてくれていたけれど、その男性は一番というほどメモをビッシリ。そして姿勢や手の動かし方も他の人がやっているときに”自主練”するほどでした。
チャンスは誰にでもある
インストラクターコースは、以前より考えていたことです。
協会だから認定講師を作る、という考えではなく(過去やったけれど私には合わない方法だった)、
この男性のように、ゼロから始める人、次のステップに進みたい人を応援するシステムは何か作れないだろうかというのがその理由。
未経験だからダメ、異業種だからダメじゃなく、年齢も性別も関係なく、やる気のある人にはチャンスがあり、それを活かすのは本人次第。
どんなエキスパートでも最初はゼロから始まります。
その中で活躍できる人は何が違うかと言うと、やはり”本人の努力”以外の何ものでもありません。
でも、最初のゼロを5や10のところから始める手伝いはできるんじゃないかと。
眉に興味を持った人に次のステップがあると目標にしてもらえたり、
施術者としてだけでなく次のステージに進みたい人の背中を押す。
それがインストラクターのコンセプトです。
自分次第で未来も過去も変わる
未来は自分で作るもの。
でも、過去も変えられると私は思います。
と言うのも、失敗したこと、最悪な経験も今が充実していれば
それは貴重な”体験エピソード”として糧になります。
不幸だと捉えていた出来事が、実は最高の転機になることなどはよくある話。
あのときは最悪だったけど、それがあったからこの選択をしたら今に繋がった!
そう言えたら不幸な過去ではなく、”幸せのスタート”として捉えられますよね。
ネットもTVのニュースも暗くなるようなことばかりが目に入るけれど、
光を見るか、闇を見るかは自分で決められます。
インストラクターに向いている人・選考基準
セブンビューティーアカデミーのページに記載されていますが、
インストラクター養成講座に応募できるのは基礎的な技術と知識がある人です。
”教えること”を学ぶための養成講座ですので、伝える技術やポイント、コツ、講座の進め方や様々な物事への対処法を講座ではお伝えします。
ちなみに技術の向上は反復練習しかありません。
ワックス技術もメイク技術も、伝える技術だって同じです。
ただ、最初にその技術が何であるか。
ポイントはどこなのか。
これを知らずに練習したって上手くいかないか無駄な時間を使うだけなので、それを学べるのが養成講座だと捉えてください。
私自身の経験ですが、物事を理解するのはインプットだけでは身に付かず、アウトプットして初めて理解することばかり。
講師を経験して初めて”府に落ちた”と言っても過言ではありません。
インストラクターに向いている人
- 探究心がある
- 誠実
- 努力できる
選考基準もこの3つです。シンプルだけどこれに尽きます。
コミュニケーション能力がある、とか、明るいとか性格的なものは全く関係ありません。
人見知りで暗くても、上記3つがあればなんとかなります(断言)。
興味のある方は是非ご応募ください。
インストラクターについてのご応募/お問い合わせはセブンビューティーアカデミー様にお願いいたします。