眉のテンプレートっていいの?にお答えします

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テンプレートやマッピングで眉毛は上手く描けるのか?

講座でも本当によく聞かれる質問の一つ。

「テンプレートや定規はいいんですか?」

「マッピングってどうですか?」

「とりあえず一回使ってみてください」と私は答えています。

使ってみれば、無意味だと分かるからです。

断言します。

本当のプロは道具なんて使いません。

フリーハンドで初対面の人にぱーっと綺麗な眉を描けるからお金をもらえるプロなんです。

私は日本のメイク学校には行っていないので、日本の教え方は知りませんが、少なくともロンドンとパリのメイク学校で出会った先生(ハリウッドやファッション分野で活躍する一流メイクアップアーティスト達)で、眉毛を測って描いてた人に出会ったことはありません。

ちなみに、黄金比を語った人にも出会ったことはありません。

真に人間の顔と本質を分かっている人は、テンプレートに当てはまらないことを知っています。

自分自身を振り返っても、最初に黄金比やテンプレートで教わっていたら、今の自分はいないと思います。

どう考えたって、メイクすることの魅力がないから!

①(モデルの)素材を活かすこと
②オリジナリティを大切にすること
③どんなメイクも否定しないこと

ヨーロッパのメイク学校ではこの3つを教わりました。

日本は何事も理論や型や人からどう見えるかを気にする教育ですが、海外では本質を最も大切にします。

本質というのは、メイクをした後、その人がHappyになったかどうか。魅力的になっているかどうか。です。

眉毛を左右対称に描くことは本質じゃないんです。

テンプレートや定規の理論でねじ伏せようとするのは、それを売りたい業者の発想であって、人の顔を知っている人の発想ではない。

一度ロサンゼルスで行われたメイクアップショーで、あるメイクアップアーティストが眉のテンプレートを売っているのを見たことがありますが、正にザ・商売でした(誰も買っていなかった)。

商売が悪いわけではなく、それを使って満足な人は使えばいいと思います。

ただ、お客様に眉デザインを提供する際、テンプレートやマッピングで上手く描けると思っている人は思慮も経験も足りないとしか思えません(すみません、正直で)。

商売にしている人はあの手この手で、そのツールが便利であることをアピールするでしょう。

そこで消費者になるか、お客様一人ひとりに向き合って自分のセンスを大切にするか。

はたまたテンプレートを極めてテンプレート職人になるか。

テンプレートを販売して商売にするか。

どんな人になりたいか、決めるのは自分自身です。

テンプレートを使わない眉デザイン講座

矛盾するようですが、黄金比は講座の中で使います。

これは「黄金比どおりに眉を描きましょー!」ということではなく、個別カウンセリングのツールとして利用します。

黄金比がベスト!なんて絶対言いません。

ということで、私の講座はこの3つを大切にしています。

  1. モデルの素材を活かすこと
  2. 自分自身の感性を大切にすること(不正解なんてない!)
  3. お客様に役立つ情報や技術を提供できる人になること

眉のお悩みNo.1である左右差についてどう対応するのか。

テンプレートではない、定規も使わない方法でその人だけの眉バランスを導く方法を伝えています

ご興味のある方は是非お越しください

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著者

TOMOKOのアバター TOMOKO International Makeup Association認定 メイクアップアーティスト (社)ジャパンブロウアーティスト協会代表理事

NY州立大学卒業後、アパレル・企業広報・IT翻訳・人材派遣営業職など様々な職業を経てロンドン、パリのメイクアップスクールに留学。
日本の眉毛エクステの第一人者として、NHK, AbemaTVなどメディア出演多数。
世界初の眉毛エクステ専用コスメEVOKE BROWSはじめ、眉毛エクステ専用商材を国産化粧品として開発。
眉のアドバイザー資格アイブロウマイスター監修、つけ眉毛技術W BROW/ノンケミカルブロウラミネーション技術発明。
メイクアップアーティストとして化粧品開発事業も行う。
美容師免許、調理師免許保有。
サイアートパーソナルカラーアナリスト。

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