2024年 眉トレンド

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眉講座で実感 2023年大きく変わったこと

今年もやってきました。恒例のトレンド眉。

数年前から、画一的なトレンドは無くなっているとお伝えしてきました。

昨年は、その流れを遂に実感しました。

眉講座では、北は北海道から南は沖縄まで、全国の方にお会いして、「どんな眉が流行ってると感じますか?」と聞くと、

皆さん見事にバラバラ

太眉ストレート、太眉アーチ、細眉アーチ、太眉アングル、ミックス型などなど。

2022年までは、地域性はあれど、太眉・ストレートが圧倒的な市民権を得ていたんです。

一つの流行を追う傾向が無くなり、また、流行は一つではなくなったことを、漸く皆さんの反応から実感した2023年でした。

年齢による垣根もなくなった

昨年もうひとつ感じたのが、世代による変化がなくなったこと。

例えば眉講座を受講される方は、20代〜60代(コア層は20代後半〜40代くらい)まで幅広いのですが、

5~10年前は、年代ごとに好みのメイクの傾向がパキッと別れていたんです。

眉だけでなく、チークの入れ方、ベースメイク、アイメイクも、20代と40代では全く違う。

年齢を重ねると、老化に対応するテクニックも必要で、40代以上の方にはそれをお伝えすることがとても多かったんです。

考えてみると・・・

  1. SNSの普及で若い女性も完璧な美を求めるようになり、些細な肌の粗や老化に敏感になった
  2. 1をカバーする方法(美容整形・メイク法)へのニーズの高まりと、生まれたテクニック
  3. 結果、全ての年代に共通するメイクテクニックが広まった

小顔に見えるベースの作り方・クマやシミ消しのコンシーラーテクニック・中顔面短縮メイクなど、10代〜20代前半の若い女性の探究心が結果として、中高年女性にも有効なメイク法となったようです。

nanakoななこさんのYouTube

昭和とは異なり、中年女性でくるくるパーマをかけてる人はまず見ません。

昔と違い、”おばさん”や”おばあさん”を年齢で判断するのは無理があります。

年齢で分けることなく、骨格診断・パーソナルカラー・性格分析が流行ったように、

”その人自身”個人の趣向”
求められるようになったことを感じました。

2024年のトレンド眉
要素① “エレガント”

今年からは、トレンド眉ではなく、トレンド要素をお伝えします。

まず一つ目は、『エレガント』

コロナ禍前は太眉・ストレート一辺倒だったのが、2023年はほんのり細眉・アーチが出現。

今年はさらに、その傾向が加速しそうです。

下のココ・シャネルの眉がまさにそれで、細めで弧を描くようなアーチ眉は、女性らしさとエレガント(上品)さの象徴的な眉型です。

実際には、ここまで細い眉はアジア人には似合い難いので注意!
あくまでこれまでの太眉に比べての、”ほんのり細眉”です。

引用:扶桑社

過去10年間の眉トレンドを見ていても、ずっと”太め・強めだったのがここへきて真逆の方向に。

時代が不景気・不安定になると女性の眉は細くなる傾向があると言われていますが、世界情勢を鑑みても納得せざるを得ません。

2024年のトレンド眉
要素②”やわらかさ”

トレンド要素の二つ目は、やわらかさです。

具体的には眉の色です。

今は眉マスカラで、アイシャドウと同じように眉も色を変えるのが定番化しました。

エレガントなアーチ眉を、”優しい色合いで描く”のが2024年の眉

引用:people.com 2024ゴールデングローブ賞:常にベストドレッサーであり最先端のヘアメイク/ジェニファーロペスもふんわりアーチ眉に

かつては、細眉アーチと言えば黒やグレー系の落ち着いた色が定番でした。

過去100年の歴史を見ても、流行は周るものですが、少しずつ雰囲気が変わって現代に馴染むものに変化する。

下は2024年のゴールデングローブ賞に出席したジェニファー・アニストン。過去の細眉アーチとは違いますね。

薄眉・ふわ眉・カラー眉と、眉色の変化は2022年頃からきていました。

一方で、眉の毛流れを強調して眉毛を立ち上げるようなbuffy(強そうな) eyebrowsも人気でしたが、今年からエレガントが要素に加わったことで本格的に女性らしい雰囲気の流れが来ています。

ちなみに、眉毛にパーマ(ブロウリフト)やカラーなんて、傷めるだけですからね。繰り返しやることのリスクを知らずにしてる人は、勉強なさった上でされることをお勧めします。流行は必ず廃るもの。廃ったときに取り返しがつかないことにならないようにお気をつけください。

2024年のトレンド眉 キーワードは
“自己表現”

最後に、2024年と言わず、これから最も大切な視点が

自分がどうありたいのか、自分を眉で表現することです。

例えば、
太眉ストレートが好き!
アーチで女っぽく
薄眉・透明感命
細眉長めが私なの
カラーで着せ替え
髪色と眉は合わせます眉
ゴージャスにガッツリアングル型
アートメイクで楽ちんがいい
こだわりは眉山!太眉好き

眉は顔の中で唯一自由自在に変えられるパーツだからこそ、
その部分をどうするのか(しないのか)で無意識に自己表現をしています。

  • 太眉ストレートしてたら時代遅れ!
  • それって90年代の細眉ですよね?!
  • 40代以上はNG!老け見え眉!

なんて指摘はナンセンスで、本人がそれを気に入ってるんだったらOK。

将来の健康のために勧めはしませんが、眉パーマやカラーが好きならそれもその人のセンスです。

でも!
実際には、

自分の顔の活かし方を知らない人が本当に多いのが現実です。

自分の顔の活かし方を知らない人=自分をわかってない人であり、私から見るととても素敵だな、と思うところをコンプレックスに感じている人も多い。

断言します。

世界に一人のあなたは素敵なところが必ずあります!

美形と美人】【美人と良い顔】は違います。

美形はDNA、美人は整形で作れるけれど、良い顔は”生き方”や自分を活かす工夫が必要。

自分の良さ分からない方は、とりあえず初級アイブロウマイスター講座にお越しください。

1回完結の講座で、必ず自分の顔を活かす”眉の基本形”が分かります。

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著者

TOMOKOのアバター TOMOKO International Makeup Association認定 メイクアップアーティスト (社)ジャパンブロウアーティスト協会代表理事

NY州立大学卒業後、アパレル・企業広報・IT翻訳・人材派遣営業職など様々な職業を経てロンドン、パリのメイクアップスクールに留学。
日本の眉毛エクステの第一人者として、NHK, AbemaTVなどメディア出演多数。
世界初の眉毛エクステ専用コスメEVOKE BROWSはじめ、眉毛エクステ専用商材を国産化粧品として開発。
眉のアドバイザー資格アイブロウマイスター監修、つけ眉毛技術W BROW/ノンケミカルブロウラミネーション技術発明。
メイクアップアーティストとして化粧品開発事業も行う。
美容師免許、調理師免許保有。
サイアートパーソナルカラーアナリスト。

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