講習受講後メニュー導入するまでの目安期間
受講生は受講後、平均20〜30人のモニターで練習を積み、眉技術を導入します。もちろん個人差はあるので、すぐにお客様に提供する人もいれば、講習後なにもしない人もいます。
技術を身につけるには段階があります。
誤解を恐れずに言うなら
技術は、毎日やっていれば誰でも上手くなります。
その毎日の積み重ねをするかしないか。
それだけです。
最初は難しいことは考えなくてもいい。
習うより慣れろという言葉のとおり、手を動かすことに慣れるだけでいいんです。
これが第一段階。
初めての眉デッサンでは、アイブロウペンシルの持ち方も分からない、手を動かす方向さえもおぼつかない状態だっだとしても、毎日練習することで自然な動きができるようになる。
できない、難しい、と言ってる暇があれば手を動かし続ける。
必ず体が覚えてきます。
100の魔法
”技術は毎日やっていれば誰でも上手くなる”という言葉は、
この第一段階のことを指します。
ここまでは反復練習すればすべての人が到達できる領域。
でも、このレベルの努力さえしない人の方が圧倒的に多いのが現実です。
そういう人ほど、簡単そうな情報を見つけては飛びつき、さらにまた新しいものを見つけて飛びつく。自分の努力という部分が完全に抜け落ちています。
毎日続けてきた人とは実力の差、ひいては人生に差がつくのは当然の結果です。
以前、翻訳会社に勤めていたとき、東大卒の社長から聞いた言葉です。
何かを勉強しようと思ったら、その分野についての本を100冊読みなさい。
当時、頭の良い人は言うことが違うなぁと思いつつ、その助言どおりに行動するようになりました。
あれから15年以上経ちますが、今はその言葉の意味がよく分かります。
私は、第一段階を100の魔法と呼んでいます。
まず目指すべきは100人の眉デザインを経験すること。
何かを身につけたいと思ったら、100回繰り返す、100回経験する。
100人の顔を見て眉デザインを経験すると、自分の中で引き出しができます。
あ、このパターンか
あのときはこうしたな
思い当たる事例ができることで、ずっと簡単にデザインできるようになり、応用も可能になります。
プロの努力は質が違う
第一段階が体を使い、誰でも到達できるレベルだとするなら、第二段階=プロの練習は頭を使います。
ここからはその人の資質や知性、感性、判断力、視力(”視えているもの”という意味)などが加わるため、練習や努力の質が変わってきます。
第二段階の話は長くなるのでまたいつか。
積み重ねなしに成功した人はいない
周りの上手くいっている人を観察してみてください。
自分はこれだけやってる!なんて全てを公表する人はほとんどいないと思いますが、必ず地道な努力をしているはずです。
眉デザインの感覚を掴むには、まず100人。まず100回を目指してみてください。
100の魔法の意味を、必ず実感できるはずです。