眉コスメ プチプラVSハイブランド 何が違う?

プチプラコスメVSハイブランドコスメ

高い=品質が良い
安い=それなりの品質

多くの人がこんなイメージを持っていませんか?

実際には、安くて良いものがどんどん出てきていて、品質的にも見劣りしていないどころか、百均コスメの愛用者までもが激増しています。

先日の講座で”使える”眉パウダーを数種類紹介していたとき(1,000円台〜6,000円台のもの)、

「高い方は粒子が細かいんですよね?」

という質問を受けました。

”粒子”云々という言葉を信じている人は、情報に踊らされ過ぎです。

下の画像、アイブロウパウダーを2種類、手にのせてみました(色は違います)。

AとB、一つは1,000円台、もう一つは6,000円台の眉パウダーです。

違い、分かりますか?

プロでも分からないと思います。

正解はAが高い方、Bがプチプラコスメです。

化粧品の本当の値段

化粧品の価格は、これらの要素から構成されています。

  1. 中身(成分)
  2. 容量
  3. 発注数
  4. 容器
  5. パッケージ
  6. デザイン
  7. 広告費
  8. 人件費
  9. 諸経費

皆さんが最も信じている”成分”は9個の要素のうち、たった一つの要素に過ぎません。

私も化粧品をいくつも作ってきたので、”中身以外”のお金のかかり方に驚愕しました。

パッケージの印刷に何色の色を使うか、容器や外箱の素材、印刷方法などでも驚くほど金額が変わります。

今ではコスメを見ると、どこにお金が使われているのか、そこから原価を予想する感覚も身につきました。

高い!と思うものでも、ハイブランドは一等地に出店し、一流芸能人を広告に使い、容器もオーダーメイド、人件費もかかります。

そしてシーズンごとに新商品を出し、その度に販促物を一新して宣伝する。

それら全てが一つ一つの商品価格に反映されます。
高くなるのは当然です。

間違っているのは、その価格が品質の差であると思い込んでいる消費者側の意識。

だからと言って

「じゃあ高い眉コスメなんて無駄なのね」

と思うのは早計です。

化粧品というのはやはり”夢”や”トキメキ”を与えてくれるもの

憧れのブランドや、取り出した時に気分が上がるような容器(視覚効果)は、決して無意味ではありません。

人間、思い込みが大切です。

使うときに『綺麗になる!』と感じられるようなコスメを使うことをおすすめします。

値段よりも大切な眉コスメの選び方 2つのポイント

では、本当に眉を綺麗に描くための眉コスメ選びのポイントをお伝えします。

眉コスメ選び、最重要なのは色!

眉コスメはブラウンが基本です。

ブラウンでも色味は違います。

グレー系・イエロー系・オレンジ系・ピンク系・カーキ系

店頭でもオンラインでも他の色と比べると色味の違いが分かります。

ネットや雑誌の『ベストコスメ』や有名人が紹介している『オススメコスメ』を見て、そのまま使う人にメイク下手な人が多いのは、一番大切な”自分を分析する”ことをしていないから。

”自分”を基準に何かを選ぶことは全ての基本です。

自分の眉毛、瞳や髪の色をしっかり見極めて、合う色を選ぶ。

例えば眉毛は黒いのに、明るめのブラウンで全体を描くと眉毛が浮きます。
その場合は、地毛を眉マスカラで明るくするか、パウダーの色を地毛に近づける。またはその両方を組み合わせます。

ちなみに、眉パウダーが数色入っているのは、ブレンドして使うためです。

ペンシルや眉マスカラだって同じ。自分の顔に合った色を見極め、眉メイクのアイテムは全て似た色味で統一します。

まずはブランドやメーカー関係なく、自分に合う”色”を探してみてください。

使いやすさを極める

そしてもう一つ、値段よりも大切なのが道具と使いやすさです。

パウダーの場合、上手く描きたいなら専用のブラシを使ってみてください。

アイブロウブラシは適度な幅や太さがあり、粉含みの良いものを使うと、簡単に均一な眉を描けます。

⬇︎参考商品⬇︎


プチプラ眉パウダー 筆による仕上がりの違い 

1,000円台のプチプラ眉パウダーを、アイブロウブラシと、コスメに付属している小さなブラシで描き比べてみました。

上:アイブロウブラシはサッと1回描いただけ。ブラシの素材は動物毛(ウォーターバジャー)です。

下:5回描いた仕上がりです。コスメ付属ブラシは全然色がつきませんでした。ブラシの素材も(安い)ナイロン。何度も重ねないと発色せず、重ねるごとに仕上がりがムラになります。

大きさを比べると一目瞭然ですね。

眉パウダーの場合、仕上がりを決めるのはコスメよりもブラシの質です。

ペンシルの場合

ペンシルの場合は、力を入れなくても描けるものがベスト。

NGペンシルの特徴

  • 何度も描かなくては色がつかないもの(芯が硬いものに多い)
  • 細いラインが書きづらい、太過ぎる芯
  • 芯が細過ぎて何度も描き足さなくてはならないもの

”眉コスメ”については値段によってメイクの仕上がりに大差はありません。

値段やブランドのイメージよりも、色や道具に注目してみてください。

著者紹介

IMAメイクアップアーティスト/日本眉毛エクステンション協会代表理事
智子
NY、ロンドン、パリに留学。日本の眉毛エクステの第一人者として、NHK, AbemaTVなどメディア出演多数。世界初の眉毛エクステ専用コスメEVOKE BROWSはじめ、眉毛エクステ専用商材を国産化粧品として開発。眉のアドバイザー資格アイブロウマイスター監修、化粧品開発事業も行う。

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