自分に似合う眉色の選び方

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8割の女性は知らない!?自分に似合う色

以前メイクレッスンを主催していた頃(メイクが本業です)、普段愛用しているコスメを持ってきてもらい、コスメのブラッシュアップと効果的な使用方法について解説していました。

当時最も多く指摘したのが”色”について。

お越しになる女性の約8割は自分に似合う色を知らずにコスメを選んでいました。

下地、ファンデーション、アイシャドウ、リップ、チーク、そしてアイブロウ。

メイクは肌に色をのせることです。

なのに驚くほど自分基準で選んでいる人が少なかった。

理由の一つは化粧品の広告やイメージ。

化粧品広告の人気タレントさんのビジュアルイメージや、他人の評価を基準に選んでいるから。

  • 石原さとみさん
  • 新垣結衣さん
  • 田中みな実さん

が使用していると聞けば使ってみたくなるようで。

さらに口コミサイトで他人の評価が高ければ良いものだと思い込む

完全に他人軸のコスメ選びが多くの女性のスタンダードでした。

似合う色は肌や瞳までもキレイに見せてくれる

メイクレッスンでは、似合う色を診断しながらお客様の愛用コスメを見ていきました。

似合う色でメイクをすると、明らかに肌が美しく顔立ちが映えます。

たかが色、されど色

良かれと思って使っていたコスメが実は自分をくすませていた、なんてことも。
似合う色を知ると、新しい自分の発見や微妙だと感じていた色選びの原因が分かってスッキリします。

自分は世界に1人しかいないので、キレイになりたかったらどうしたら自分をキレイにできるかという視点なくして達成はありえない。

他人がキレイに見える色を使っても自分とは違うことを、そろそろ多くの人に気づいてほしいな、と。

まずやってほしいのは、使っている眉コスメが自分に合っているかの診断です。

色診断をまず眉コスメでする理由は3つ。

  • ベースメイクやポイントカラーと比べ、眉カラーは色のバリエーションがないので選びやすい
  • コスメを買い直す(買い足す)場合もプチプラでOK
  • マスクメイクには眉の色だけでも美人度UP!

自分に似合う眉カラーの検証法

まずはいつも使っている眉コスメを並べてみてください。

パウダー、ペンシル、眉マスカラ、リキッドアイブロウ・・・

1種類だけでメイクしている人もいますが、人によっては数種類使っていると思います。

後者の場合は、すべての色が同じ色味かを見比べてみてください。

ここで色味が違う人は、既にまとまりがない眉メイクの可能性が高い。

眉コスメの色はブラウンがメインで、イエロー系かグレー系に分かれます。

カラー診断ではイエローベース、ブルーベースという言い方の方がメジャーですが、眉カラーについてはイメージが湧きづらいのでイエロー系とグレー系に分けます。

①:イエローブラウン系 ②:グレーブラウン系(アッシュ)

①と②のトーン(明度)を明るくした場合 ①→③  ②→④

①と②のトーン(明度)を暗くした場合 ①→⑤  ②→⑥

①③⑤は仲間、②④⑥は仲間です。

自分のヘアカラーと瞳の色を観察し、どちらが近いのかを選んでください。

お手持ちのコスメが選んだ方と同じなら正解。違っていたら、是非近い方の色を試してみてください。

色のトーン(明度)が違うと、全く違う色だと感じるかもしれませんが、
トーンよりも色味に注目することが大切です。

もし、全く分からない方は、イエローブラウン、グレーブラウン2色の眉マスカラを試すことをお勧めします。

1色ずつだと分からなくても、お店で何色か並んでいれば比べると分かるはずです。

眉マスカラを地毛の眉毛に塗ってみて、しっくりきた方が正解。

少し鏡から離れて見てみると、目や肌もキレイに見えるはずです。

眉カラーはヘアカラーに合わせるのが正解?

ヘアカラーと眉カラーを合わせるのが基本、とよく言われますが

実は瞳の色も大切です。

例えば白人女性と同じ明るさの金髪に染めていても、日本人に似合う眉カラーは白人女性のそれとまったく同じではない。瞳や肌の色も違うからです。

肌の色まで入ってくると話が複雑になるので、まずは髪と瞳と眉の色を揃える

是非自分だけの色を見つけてください!

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著者

TOMOKOのアバター TOMOKO International Makeup Association認定 メイクアップアーティスト (社)ジャパンブロウアーティスト協会代表理事

NY州立大学卒業後、アパレル・企業広報・IT翻訳・人材派遣営業職など様々な職業を経てロンドン、パリのメイクアップスクールに留学。
日本の眉毛エクステの第一人者として、NHK, AbemaTVなどメディア出演多数。
世界初の眉毛エクステ専用コスメEVOKE BROWSはじめ、眉毛エクステ専用商材を国産化粧品として開発。
眉のアドバイザー資格アイブロウマイスター監修、つけ眉毛技術W BROW/ノンケミカルブロウラミネーション技術発明。
メイクアップアーティストとして化粧品開発事業も行う。
美容師免許、調理師免許保有。
サイアートパーソナルカラーアナリスト。

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