顔の印象を決める場所
人の顔を見るとき、どこから見ているか意識したことはありますか?
目・鼻、人によっては口?
それぞれ気になるポイントから見るという個人差はあれど
確実になのは”中心”から見ているということ。
例えば目を見て、
ホクロがあるな・シワがあるな・眉が変だな
などとディティールに目が行くのは初対面から数秒経ってから。
第一印象を決めるのは、顔の中心であることは心理学的にも実証されています。
眉頭を忘れていませんか?
眉が綺麗に描けない・眉メイクが苦手な人の多くは
眉頭の存在
を蔑ろにしています。
眉山や眉尻のアンバランスさを均一にすることには気を配るけれど、眉頭の始点や左右バランス、形や色の濃淡に至るまで気にしたことがない人が圧倒的に多い。
”残念”眉頭の例
特に街でよく見かけるのが眉頭描きすぎ型です。
これは眉を綺麗に描こうとすればするほど陥りやすい例で、タレントさんや女性アナウンサーの人でも眉頭からしっかり描いている人をよく見かけます。
濃淡のない眉は『描きました』感を強調してしまいます。
眉頭はぼかして鼻筋に馴染ませる!
鉄則です。
左右差にこだわるならまず”眉頭”を揃えよう
下の画像は左右差があり、眉頭の始点がズレている眉を変化させました。
印象の違いを比べてみてください。
上画像中央: 眉山の高さを揃えるともちろんバランスは良く見えます。
人間はシンメトリーを美しいと感じるので、対になっているものは自然と左右を揃えようとする心理が働くもの。
中でも眉山は、骨格や筋肉の盛り上がりや眉毛の生え方に左右差があるので、揃えるのが難しい。
だから余計に拘る・・・の悪循環なんですね。
でも。もう一度上の画像を見てください。
眉山の高さを揃えても顔の印象自体に大きな変化はありません。
ナチュラルさを個性としている人ならこのままで素敵だけど、
これで「メイクしています!」と言われてもピンとこない印象。
でも眉頭を足すと
これだけ顔の印象が変わります。
眉頭を鼻筋から繋げて左右を揃えることで、顔が立体的に(小顔)、目は大きく(錯視)、全体的に顔が引き上がって見えます。
眉山の左右差も気にならないと思いませんか?
実は眉頭は、眉山や眉尻を揃えるよりも手っ取り早く、距離が近いため左右を合わせやすいパーツ。
そして顔の中心だからこそ、美眉!綺麗!という印象を持たれやすいのです。
眉メイクが苦手な人は是非、自分の眉頭を徹底的に研究してみてください。