眉毛サロンで失敗した人へ
このコラム、ここ数ヶ月で万単位でアクセス数が急増しています。
”眉毛サロン”で検索されている人が多いようです。
今回は眉毛サロンに行こうと思っている人、行って失敗した人に向けて”失敗しないオーダー法”のお話を。
『お客様の要望を汲み取り、最適な提案をしなくてはいけない。』
技術者の養成講座では、お客様のニーズを引き出すこと、満足していただけるカウンセリング法について必ず話します。
講師として言っておいてなんですが、実際はこれがとーっても難しいんです。
好みもセンスも眉の状態も様々・・・。
マツエクやヘアと違い、眉はお客様自身が描けちゃうパーツ。
初対面の人の顔を、眉デザイン一つで今より更に綺麗にするってなかなかのプレッシャーです。
そこで。
”失敗された”なんてことにならないために、お客様もサロンに行く前に一度考えてみてほしいのです。
”失敗”とは何なのかを。
伝わるように伝える
「こうして欲しい!」
はっきり言える人は少数派です。
美容院でもそうですよね。
前髪は長さはこれくらい、カラーはこれで、トップとサイド、バックはこうしてください!
ここまで主張がはっきりしている人はある意味素晴らしい。
施術者にとってはやり易いお客様です。
ただ、多くの人はそうじゃないんですよね。
眉毛サロンに来る時点で”何か”を変えたいと思っている。
でも、それが何であるかは自分でも分からない。
お任せしてみたけれど、『イヤ、これじゃない。』
帰宅後、眉毛を見るたびに悶々とする・・・
こういう経験をした人は少なくないと思います。
施術者側として重要なのは、その”何か”を具現化、言語化するための話術と技術。
これは講習で伝えていますが
お客様にも是非協力してほしいのです。
- 自分の眉のどこが苦手(描きづらい)なのか
- どんなイメージが嫌い(好き)なのか
好きなものやなりたいイメージよりも、嫌いなものや苦手なことを聞く方がその人のことが分かるもの。
眉毛サロンで失敗された!と感じるのはまず、”嫌い”に近い仕上がりだったから。
ドンピシャに気に入ったデザインじゃなくても、嫌じゃなければ”失敗”や”二度と行きたくない”なんて発想にはなりません。
是非これから眉毛サロンに行く人は、「こうなりたい」だけではなく、「これは嫌だ」と言うことを意識して伝えてみてください。
伝え方次第で結果は変わる。・・・はず!