2年経って・・・ブロウラミネーションについてのお話し

今から約2年前の2019年。

ブロウラミネーションが2020年のトレンドになるとプレスリリースを発信しました。

当時、日本で初めてブロウラミネーションという言葉を公に発信しました。

それから2年経って眉毛の毛流れを整える技術が浸透してきましたが、2年経った今だからお話できることを今回はご紹介します。

目次

そもそもブロウラミネーションとは?

先日ノンケミカル・ブロウラミネーション(以下NB)を受講してくださった方から質問を受けました。

「〇〇(A社とします)というところがブロウラミネーションは危険!って宣伝してるんですけど、NBは全く違うじゃないですか。でもあんな風に”ブロウラミネーションは悪!”なんて宣伝されると、お客様にどうやって説明したらいいか悩んでしまって・・・。」

こちらの方は、NBが安全な技術であることを理解されているため、営業妨害のような拡散のされ方に本当に困っている・・・というご相談でした。

そもそもブロウラミネーションとは、眉毛をラミネート加工したような仕上がりになることから名付けられています。

ロシアが発祥と言われており(諸説あります)、欧米含む諸外国では眉毛パーマとティントを同時施術することが一般的です。

混乱してしまう原因は、海外と日本では薬機法の基準が異なり、海外では眉毛パーマ(ティントも)認可されているけれど、日本では眉毛用のパーマ剤もカラー剤も認可されていないからだと思います。

ブロウラミネーションとは、技術の総称

ブロウラミネーションとは技術の総称であり、この言葉だけでは使用している商材、技法などを知ることはできません。

『ブロウラミネーションは危険です!』と言えてしまうのは、その人の知識が浅いと宣言しているようなもの。

SNSは発信したもの勝ちのようになっていますが、表面上の情報だけでは事実を知ることはできません

何かを勉強したいと思ったら、自分なりに調べることはとても大切だと思います。

私は、「私が発信している情報も疑ってください」と講座で話すこともあります。もちろん、勉強して裏取りして確信が持てた情報しか話していませんが、自分の発言全てが正しいとはとても言えないからです。

「自分が知らないことがあるかもしれない」「自分の理解力や技術は足りないんじゃないか」「間違っているんじゃないか」と思う心は、実は人間として正しいんじゃないかと思います。

自身が信じられる発信源、情報や技術、人、を自分自身で見つける努力をしていただきたいと思います。

施術者の方は、お客様へ説明するときもSNSの情報ではなく、自分の言葉を信じてもらえるように伝える誠意や技術が必要ではないでしょうか。

ただし、誠意を持って伝えても、それでもSNSの方を信じるような人は諦めてもいいと思います。
自分を信じてくれる人を大切に!

評判・噂についての考え方

今に始まったことではありませんが、A社の技術との違い、A社の技術はどうなんですか?という問い合わせも多く受けています。

中にはA社の技術で健康被害が出た、講習ではこんなのだった、など相談や愚痴に至るまで、返答に困るようなものまでが寄せられているのが現状です。

ちょっと個人的な話になりますが、他社の悪口を聞くと言うことは、当社の悪口を言っている人もいると私は考えます。

当協会を設立して7年目になりました。

眉毛エクステやブロウラミネーション、アイブロウマイスターなど、今までになかったものを発表してきたことで思わぬ注目を浴びてきました。

いいときだけ寄ってくる人、足を引っ張ろうとする人、妬みから悪口を言う人、アイディアや内容をパクる人、ただただ依存してくる人、味方だと思っていたらそうじゃなかった人、掛け値なしに応援してくれ、助けてくれる人、本当に様々な人に出会ってきました。

自分が悪意の対象になったことがある人は、それがどんな意味を持つか理解できると思います。

根も葉もないイチャモンをつけてくる人だっていました。

他社の悪評を第三者から聞くとそれを吹聴したり、便乗して自分の価値を上げるような発言をする人もいるけれど、私は自身の経験から、本当のところはわからないと思っています。

これまで1,000名を超える生徒さんとお会いしてきましたが、人格的に??な人も少なからずいました。

そういう人に悪口を言われたとしても、こちらだって言い分はあります(グッと堪えるしかないけど)。

批判と悪口は違うし、個人の感想という点では、こちらが認めた人の感想だけを採用してほしいと思うことだってあります。

それぞれの言い分を聞かない時点で批判するのはフェアじゃないし、それが同業他社だって同じです。
私は自分の目で見たもの以外は信じません。

評判や噂ではなく、実際に体験して感じた自分の感覚を大切にしてほしいと思います。

どの講習を受ければいいの?他社との違いを知りたい方へお勧めの質問の仕方

講習を検討されている方のお気持ちとして、他社との比較を聞きたくなるお気持ちは分かります。
ただ、質問する前に一度考えてみてください。

ローソンに行って「セブンイレブンのおにぎりと何が違うんですか?」と聞いてるようなものです。

「うちのが美味しいですよ!」「セブンさんのが美味しいですよ!」なんて言うわけ(言えるわけ)ないと思いませんか?

言えちゃう人は知性も品性も足りない人です。

無自覚の人が多いけれど、他社との比較を聞いてくる人は、これと全く同じことをしているんです。

「受講を考えていますが、この技術の利点やポイントを教えてください。」

こんな質問の仕方をすれば、各社それぞれに想いがあって提供している筈ですからはっきりと答えられると思います。

各社に同じ質問をして、その回答を比較してみれば判断材料になると思います。

しかしながら現実は驚くほど、こういう聞き方をしてくる人は少ないです。多分10人に1人の割合。

多くの人は、こんな質問をされます。

  • A社と何が違うんですか?(A社も技術も存じ上げません)
  • A社の技術ってどうなんですか?(うちはA社じゃない)
  • Bが〇〇ってインスタあげてるの見たんですけど、どうなんですか?(Bに聞いてください)
  • Cって人はどう思われますか?(無関係の人について言及するなんてリスクしかない行為はしません)

こういう質問、本当に勘弁してください・・・。

ノンケミカル・ブロウラミネーションの目的

2年以上前に、海外のブロウラミネーションの動きを見て、「あ、日本人にも役立つかも。」と感じたのが第一印象。

それから施術法や商材を調べると日本では認可されていないことが判明しました。

実際に海外のサイトでも「眉毛の毛質が変わってしまった」「肌荒れした」「眉毛が抜けてしまった」「失敗されて眉毛がクルクルになってしまった」「普通に考えて眉毛や肌を傷めるよね、やるべき施術じゃない」「どう考えても不自然」など、ネガティブな感想もたくさん目にしました

もしパーマ剤を日本で使用できたとしても、欧米人よりも眉毛が少ない日本人には、多くの人に役立つ技術ではなく、また、年齢や顔立ちを選ぶ仕上がりのため、長年続くような定番にはならないと判断しました。

そこで、眉毛も肌も傷めず、不自然にならず、流行に左右されず、毛流れを矯正することはできないかと研究を始めました。

数ヶ月後、誕生したのがノンケミカル・ブロウラミネーションです。

ノンケミカル・ブロウラミネーションは、薬剤を全く使用しません

パッチテストも必要なし、肌や眉毛を傷めるリスクなし、失敗リスクなしの技術です。

本来の眉毛パーマとは発想自体が全く違うのですが、伝わりづらいのでノンケミカル・ブロウラミネーションと命名しました。ちなみにこの名称は商標登録しているので、固有のサービス名でもあります。

技術の詳細を公表していないのは、それを商品(講座)として販売しているから。

お買い上げいただいた方に失礼ですので、肝心な部分は公表しません。

2年経って、ブロウラミネーションという言葉もちらほらと浸透してきました。ただし、その情報は決して多くありませんし、理解度も高いとは言えません。

NBを学び、提供してくださっている方は是非上記の内容を、お客様お一人おひとりに伝わるように説明していただきたいと思います。

最後に、

当協会のゴールはいつもお客様が喜んでくれること、役に立つこと、これだけです。

もちろんビジネスだから利益は考えますが、人に喜ばれ、役に立つことを提供できれば利益はついてくるものだと思います。

NBも、多くの人に喜んでいただき、また誰かの役に立つ技術であることで続いてきているのだと感じています。

ブロウラミネーションや眉毛パーマ、ブロウリフト、毛流れ矯正技術、様々な言い方はありますが、ご自身にとって信じられる技術を選んでいただければと思います。

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著者

TOMOKOのアバター TOMOKO International Makeup Association認定 メイクアップアーティスト (社)ジャパンブロウアーティスト協会代表理事

NY州立大学卒業後、アパレル・企業広報・IT翻訳・人材派遣営業職など様々な職業を経てロンドン、パリのメイクアップスクールに留学。
日本の眉毛エクステの第一人者として、NHK, AbemaTVなどメディア出演多数。
世界初の眉毛エクステ専用コスメEVOKE BROWSはじめ、眉毛エクステ専用商材を国産化粧品として開発。
眉のアドバイザー資格アイブロウマイスター監修、つけ眉毛技術W BROW/ノンケミカルブロウラミネーション技術発明。
メイクアップアーティストとして化粧品開発事業も行う。
美容師免許、調理師免許保有。
サイアートパーソナルカラーアナリスト。

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