トレンドはモテメイク→男を寄せ付けないメイクへ

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金髪にしたらナメられなくなった

先日、若いママが髪を金髪にしたら中高年男性にナメた態度を取られなくなった!というネット記事を見ました。

「若いママがベビーカーで外出したときの不快な体験」系の記事は時々目にすることがあります。

通路でわざとぶつかられた、暴言を吐かれて絡まれる、などです。

おとなしそうな、明らかに自分が勝てそうな人間だけに強い態度に出る人は論外ですが、髪色を変えたり外見を派手にしたら不快な経験をすることがなくなった、という体験談はまさに外見の大切さと、現代を表していると感じました。

最新トレンド #Unapproachable Makeup 

#Unapproachable Makeup 

欧米ではここ最近、このハッシュタグでのSNS投稿が急増しています。

直訳すると”近寄り難いメイクアップ”

Z世代と呼ばれる10代から20代前半の女性が発信しているというNYポストの記事で知ったのですが、

若者の発想は自由で素晴らしいですね。

前出の若いママだけでなく、”若い女性”というだけでナメられたり、不快な対応、危険な目に遭うことは世界中の女性誰もが一度は経験していることですよね。外見的に大人しそうな女性なら尚更です。

そこで生まれたのが、”Unapproachable Makeup”

モテメイクとは真逆で、男を寄せ付けない・強く見られるためのメイクアップです。

ちなみにモテメイクは”approachable makeup”

TikTokではUnapproachable Makeup VS Approachable Makeupなんて比較動画も見られます。

引用:https://nypost.com/2023/07/27/gen-z-women-using-unapproachable-makeup-to-reject-men/
引用:https://journal.sociolla.com/beauty/unapproachable-makeup

このとおり、バッキバキの厚化粧!

Unapproachable Makeup のポイント

  • 素肌を感じさせない厚塗りマットなファンデーション
  • アイラインでがっつり囲み目・キャットアイ
  • コントゥア!コントゥア!コントゥア!!(※conture=輪郭・凹凸という意味)
  • 眉・目・口全てに存在感
  • 眉毛もアイメイクも上へ上へ(お怒りモードの顔になる)
  • 濃い色しか使いません

日本人には似合わなそうなメイクですが、ナチュラルを全て排除して隙がないのが特徴です。

昨年流行った純欲メイクと比べると、おもしろいほど真逆

引用:https://joah-girls.com/articles/4RwIm

純欲メイクのポイント

  • 素肌を感じさせ、お風呂上がりのような上気した肌
  • 毛の素材を活かしたナチュラルなまつ毛と眉毛
  • ヌードカラーの目元に色っぽい視線を意識したアイライン
  • 色気の象徴の涙袋!涙袋!涙袋!!
  • ぽってりした唇
  • 優しい色しか使いません

時代は変わっている

昔から、欧米で流行ったものが2〜3年して日本で流行るなーと感じていたのですが、SNSの時代になってもそのタイムラグはあまり変わっていない気がしています。

最近の日本の凋落ぶりは、変化や異質を好まない国民性と、変化への対応がとにかく遅いのが一因だと思います。
同じアジアの韓国がエンターテイメントのコンテンツで世界的な成功を成し遂げたのは、なりふり構わないハングリー精神と変化への対応が早かったからだと思います。それでも既にKコンテンツは下火と言われてるのを見ると、あらゆるものは諸行無常ですね(なので日本もまた上向きになれる!)。

Unapproachable Makeupが日本でトレンドになるかは分からないけど、少なくともモテメイク異性好かれることを目的にするメイク)を良しとするのは、まさに昭和や平成の価値観

もちろん個人の自由なので好きなメイクをすればいいのだけれど、他人に媚びるためのメイクではなく、自分がどう見られたいかを追求する発想は素敵だと思います。

いつもはUnapproachableメイクをしている女性が、デートの時はapproachableメイクをするのもカワイイし。

性別も年齢も時代も関係なく、

”自分は自分”なんですよね。

ちなみに!

私、人の長所を見つけてお伝えするのがめちゃくちゃ得意なんです。

10月26日セブンビューティーアカデミー様でメイク講座やらせていただくので、是非メイクに迷いがある方、自分に自信がない方はお越しください!

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著者

TOMOKOのアバター TOMOKO International Makeup Association認定 メイクアップアーティスト (社)ジャパンブロウアーティスト協会代表理事

NY州立大学卒業後、アパレル・企業広報・IT翻訳・人材派遣営業職など様々な職業を経てロンドン、パリのメイクアップスクールに留学。
日本の眉毛エクステの第一人者として、NHK, AbemaTVなどメディア出演多数。
世界初の眉毛エクステ専用コスメEVOKE BROWSはじめ、眉毛エクステ専用商材を国産化粧品として開発。
眉のアドバイザー資格アイブロウマイスター監修、つけ眉毛技術W BROW/ノンケミカルブロウラミネーション技術発明。
メイクアップアーティストとして化粧品開発事業も行う。
美容師免許、調理師免許保有。
サイアートパーソナルカラーアナリスト。

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