スペインに行ってきました

目次

終活〜人生最後の海外一人旅〜

今回は、眉とは関係ない話です。

先週スペインに行ってきました。

48歳で終活は早い?いや、人生50年です。私の中で。

20代からスーツケースにワクワクを詰め込んで、スマホもない時代によく海外を旅しました(留学含めて)。

2月に行ったイタリアで体力と気力の限界を感じ、絶対に行きたい場所へは”今”行かなきゃダメだと感じました。

今回スペインに行って、もう十分だなと感じました。

マドリード

最初の地はマドリード。

王宮と緑がほどよくある街並みは美しく、ロンドンに似てると感じました。

ただし、空港からの移動では壁という壁に落書きがあり、やんちゃな雰囲気をヒシヒシと感じました。

空港や観光地では、とんでもない長蛇の列でも従業員は急ぐこともなく、「我関せず」な余裕の対応。

だからと言って感じ悪いわけではなく、イライラするでもなく、笑顔でマイペースなのです。

歩きタバコ率・喫煙率も高くて、ずっと大きな声で喋ってるし、どこでも歌ってるし、演奏してるし、子供は多いし、朝は遅く、昼はシエスタ、夜は呑む。

昔、某女優さんがイビザ島でハメを外してるスキャンダルが出ましたが、めちゃくちゃ納得。

日本に来る外国人が電車で静かになるように、スペインの雰囲気がそうさせる気がします。

今まで行ったどの国よりも自由さを感じました(イビザ島なんてもっとすごそう)。

マドリードはあんまり観光スポットもなくて、今後どちらかだけに行かれる方はマドリードよりもバルセロナの方がオススメ。

ブラド美術館 ピカソも鑑賞

バルセロナ

マドリードで2泊後、鉄道でバルセロナへ移動。

電車はいくつかの鉄道会社を選べました。
一番安く、一等席は食事付きという特別なサービスもあったのでイタリアの会社Iryoを選択。この選択もラッキーだった。

スペインはゆるいのに高速鉄道は時間ピッタリに運行されてる不思議(イタリアとは大違い)

2時間45分後。

初見のバルセロナは、やんちゃ感が増してるように感じました。

サグラダファミリア・グエル公園・カサミラ・カサバトリョ、ガウディの建築物を一通り鑑賞。

イタリアのバチカンでも感じたけれど、本物はレベチの感動があります。

ディズニーランドやアニメや映画、ゲームの世界観にも通じるものがあって、クリエイターの人達はこういうところからインスピレーションを受けているんだろうと感じました。

グルメ

ベネチアでイカスミパスタにハマり、帰国後約10日間、毎日味を再現するべく作っていました。

今回はパエリア。

何種類か食べたけど、マドリードのパエリア専門店のイカスミパエリアが最高でした。

プラス、サングリア。

普段呑むまないけどサングリアと水の値段がそれほど変わらないのでお店に入るたびに呑んでました。

店によってパエリアの米の感じもサングリアも全く違うのが面白かった。

最後の日は、夢だったピンチョス巡り。

本当はサンセバスチャンに行きたかったけれど、遠過ぎて断念。

呑めもしないのに3店舗回って、その度にサングリア呑んでたら完全にベロベロ。

日本でも家以外でベロベロに呑んだことないのに、帰りは地下鉄で反対方向に乗ってしまい、10分で帰れるところを1時間近くかかってしまった。

ピンチョスのお店は当たり外れがすごく、やはり評判の良いお店は味も種類も素晴らしかったです。

有名なチョコに浸して食べるチュロスの店にも 美味しかった でも一生に一回で十分
左上 酔っ払ってトングまで持ってきていた

恐ろしい円安

2月にイタリアに行ったときよりさらに円安が進んでいて、これで約900円(羽田空港で換金1ユーロ=171円)。

スモールカプチーノとミニサイズのお菓子

普通の店で、1人前のパエリアと1杯のサングリアで約5,000円。

朝そんな食べられないし、1日1〜2食で過ごしましたが、もし3食食べていたら1日食費1万円くらいだと思います。

日本に観光客増えるわけです。

自己顕示欲と生きる意味

観光地だから当然、観光客ばかり。

インスタの影響でしょう、とにかくガウディの建築物は撮影セット状態。世界中の若者達が、友人同士代わりばんこでお互いにモデル並みのポーズとアングルを駆使して撮影大会。

見学するのにとてつもなく邪魔だったけど、楽しそうにしている人達を横目で見ながら、こういった自己顕示欲の中で生きる人生ってどんななのかなーと漠然と考えていました(陰キャ全開)。

私は自分を見て欲しいとは全く思わない人間だけど、

何を選択するにもレビューを見るし、結局自分も他人の評価を無視できずに囚われているし、仕事をしていく上で今はレビューが命。

人の耳目を集めることをしなければ成り立たない。

自己顕示欲が強い人が正しい価値観の世界は生きづらい。

”幸せってなんだろう”←こういうことを考えるのが一人旅で暇人ゆえの発想。

ただ、日本人の他人を思いやる文化やサービスは本当に素晴らしいなと海外に行くといつも感じる。

スペイン人のようなゆるさも大切、日本人の気配りも大切。

足して2で割るとちょうど良い感じ。

ただただ強運

私は運だけで生きてきたけれど、今回の旅でも自分の強運が怖いくらいでした。

最後の海外一人旅だから全て自分で手配したのですが、ことごとく良い選択の連続でした。

スケジュール、航空会社、ルート、ホテル(マドリードはとんでもないホテルだったけど貴重な経験)、お店。

強運エピソードの一つ一つは省きますが、建物内では小雨降ってたのに外に出た瞬間晴れる、切符買うときにめちゃくちゃ親切な駅員さんに出会う、誰も入ってないカフェに行き、コーヒー頼んだら安くて美味しかったとか、最初から最後まで接客してくれた人は全員感じ良かった!

何もかもが導かれたように滞りなく旅を終えました。

まあ自分の選択を全て良い方向に捉えるからかもしれませんが。

私の前世はルフィみたいな人だったそうです。

冒険終わっちゃったけど、また次の冒険を探してみます。

何かワクワクできることあったら教えてください。

仕事しろ!って突っ込まれそうですが。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

著者

TOMOKOのアバター TOMOKO International Makeup Association認定 メイクアップアーティスト (社)ジャパンブロウアーティスト協会代表理事

NY州立大学卒業後、アパレル・企業広報・IT翻訳・人材派遣営業職など様々な職業を経てロンドン、パリのメイクアップスクールに留学。
日本の眉毛エクステの第一人者として、NHK, AbemaTVなどメディア出演多数。
世界初の眉毛エクステ専用コスメEVOKE BROWSはじめ、眉毛エクステ専用商材を国産化粧品として開発。
眉のアドバイザー資格アイブロウマイスター監修、つけ眉毛技術W BROW/ノンケミカルブロウラミネーション技術発明。
メイクアップアーティストとして化粧品開発事業も行う。
美容師免許、調理師免許保有。
サイアートパーソナルカラーアナリスト。

目次