2023年の眉トレンド!

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2020年を境に ”私の眉” 時代が始まった

過去、眉毛エクステやブロウラミネーション、アーチ眉、細眉が来る!など、眉トレンドを本コラムやプレスリリースで発信してきました。

2020年代に入って早3年。

この数年で大きく変わったのは、一極集中のトレンドがなくなったことです。

象徴的な眉型が流行る時代は終わりを迎え、多くの人が”自分に似合う眉”を能動的に求めるようになりました。

詳細は下記リンク先の記事に譲ります。

これからは、”私の眉”の時代です。トレンドよりも自分に似合うものを探す価値観は、揺るぎない概念として根付くと思います。

とはいえ、とはいえですよ?

時代の”雰囲気”が現れる眉トレンドは健在します。

みんなが真似する流行ではなく、時代の”傾向”としての2023年の眉トレンドを今回はご紹介します。

2022年バズったブロウリフトってどうなの?!

ブロウリフトについて

2020年頃からじわじわと人気になり始めた眉毛パーマ(ブロウリフト)技術。眉毛の毛流れを整えることはここ1〜2年の大きなトレンドでした。

ただし、眉毛と皮膚に薬剤によるダメージを与え、眉毛が生え揃っている人にしか向かない・顔立ちを選ぶ技術は既に下火です。

講習で多くのアイリストさんやアイブロウリストさんにお会いしますが、都内中心部の若者がメイン顧客層の方でさえ、「もう新規が取れないです」「もともとリピーターはほとんどいなかった」という声ばかり。
(※SNSでは良い情報しか出てこないので、施術者の方はリアルな情報を精査してください)

地方に講習に行くと、田舎の何も知らない中高年女性が「今流行ってます!」という言葉に乗せられてやってることが多いと感じます。

そもそも論を記すと。。。

年齢と共に、何もしなくても眉毛は細く弱くなります(頭髪と同じ老化現象の一つ)。
毎日メイク&クレンジングで眉毛を摩擦する女性は尚更。

「昔、抜き過ぎて生えてこなくなった」「年齢と共に薄くなった」という悩みを抱えている女性は多いけれど、薬剤を使用する技術は将来、もっと深刻な症状で悩む可能性は否めません。

何もなかったとしても、

髪と同じでパーマ(薬剤)をかけたら元の状態より傷むのは自然なことです。

ヴァージンヘアに勝るものはなし。

眉毛は頭髪とは量が違い、無くなったらまつ毛みたいにつけまつ毛もできないし、目元に近いというリスクもある。

年齢と共に眉毛が無くなる悩みの方が切実だから、一時のトレンド(しかもそんなに他人に気づかれない・綺麗にもならない)のために、あえて貴重な眉毛を自ら傷めつけなくてもいいんじゃないかというのが私見です。

ただし、他人に迷惑をかけなければ全ては個人の自由です。

ブロウリフトが好きな人はどうぞ楽しんでください。

眉毛を傷めたくない人には、傷めたくないのにやるもんじゃない、とだけ言っておきます。

①スキニーアーチ~安室ちゃんの”細眉”とは違います~

Y2K(2000年前後を指す言葉)のファッショントレンドにリンクしたスキニーブロウ(細眉のこと)。
安室奈美恵さんが90年代後半に流行らせた”細眉”が一周回って2023年、眉メイクのポイントになりそうです。

そして形は、2010年代を席巻した平行・ストレート型からアーチ型へ。

2023年はスキニーアーチが本命です。

まずは90年代の細眉にならないよう、NG項目からお伝えします。

むやみやたらに眉を抜きすぎるのはNG!

極端な細眉は顔の余白を大きく見せる

安室奈美恵さんや元祖90年代のスーパーモデルが流行らせた細眉は、ただただ抜いて作っていました。

顔や骨格のパーツがモデル並みの小顔の人は似合うでしょうが、欧米人に比べて平面的かつ顔に余白がある日本人で似合う人は本当に少数派。

抜きすぎると生えてこない・生えてきても細く産毛のような毛になってしまうリスクを考えると、健康な眉毛を抜いて作るのは絶対にお勧めできません。

2023年のスキニーブロウのポイント
➡︎とにかく自然なスキニー感☆

後ほど紹介しますが、今、プチプラ版アイブロウコスメで存在感を放っているのがキャンメイクセザンヌ

下は両ブランドのイメージモデルの画像です。
どちらもHPのトップ画面から引用させていただいています。

見事にお二人ともスキニーアーチ型の眉です。

細いっ!という感覚はほぼなく、2010年代の平行太眉から1mmだけ細くなった程度の自然なもの。

2023年版スキニーアーチ眉を作るポイント

これまでの眉をほーんの少しほっそりアーチ型にする程度が正解!
①生えている眉の輪郭の内側に眉を描く
②コンシーラーで輪郭を消す
③明らかなムダ毛以外は極力抜かない

眉周りの輪郭がムダ毛で分からない人は、是非この機会に眉サロンへGO!

②カラー眉~ブリーチ眉とは違います~

キムカーダシアン、マドンナ、渡辺直美さんなど、セレブリティが次々にブリーチ眉を披露した2022年秋。欧米では眉を脱色するオシャレが一つのトレンドになっています。

眉を脱色すると、目の印象が強くなると同時にモードなイメージを作ることができます。

オシャレに見えるブリーチ眉ですが、個性の強さも打ち出すため、日本で一般に広く浸透するようなトレンドとは言えません

ブリーチまでいかず、眉マスカラで日々手軽にカラーチェンジを楽しむのが2023年流。

コスメ業界はかつてないほど、眉コスメのカラーバリエーションが増えています

私が特にオススメなのが、セザンヌの超細芯アイブロウキャンメイクのアイブロウ関連コスメ

セザンヌの超細芯アイブロウはラインがとても綺麗に描けます。スキニーアーチ眉に最適!

そして、★キャンメイク

引用:https://www.canmake.com
引用:https://www.canmake.com

昔からですが、とにかくキャンメイクはトレンドコスメが優秀過ぎ&最強です。きっと企画する人が優秀なんだろうな。

トレンドアイテムやカラーを商品化するのが本当に早いし、ちゃんと使いやすくなっています。

眉にもアイラインにも使えるリキッドライナーなども、アイメイクとのバランスが取りやすく、”旬の顔”を作れるアイテム満載。

どちらのブランドも数百円で買える値段も素晴らしいですよね。

スキンケアと違って、メイクアップは使い切ることの方が少ないもの。

手軽なお値段で旬のアイテムを試せる、そしてクオリティもちゃんとしてるって、日本のメーカーさんは本当に素晴らしいと思います。

キャンメイクについては、生徒さんにお勧めを聞かれると常に名前を上げるブランドの一つです。

コスメブランド紹介のようになってしまいましたが、2023年はふんわり系・ソフトカラー眉がトレンド。

何色かは深く考えなくてOK. アイメイクに揃えてみてください。

この傾向は今年だけでなく、アイメイクと同じレベルで眉の色を変えることが眉メイクの定番になると思います。

ソフトカラー眉は、若い女性だけでなく、年代関係なく取り入れることができるオシャレ要素です。

2023年は眉色を変えるメイクに是非チャレンジしてみてください!

”眉活”時代が始まる!~眉の健康寿命と目の健康にフォーカス~

2023年は眉活時代の始まり

眉毛サロンがここ3~4年でバーっと増えて、新技術、コスメやツールもバズっては消えていきます。

美容業界は特にブームがカギとなるビジネスなので、ブロウリフトのように目新しいものはメディアもこぞって取り上げます。

ただね、ブームって必ず去るんです(美容業界に限らず。諸行無常)。

その逆で、地味だけど人間の美容と健康に良いものは必ず残っていくと私は思います。

眉毛と眉周りの健康状態にフォーカスする眉を活かす活動=略して眉活

眉毛に負担をかけないメイクやクレンジング方法、眉毛の育毛知識は、皆さん知っているようで知らない。

今年は講座でこの点をしっかりお伝えしていく予定。

さらに眉は、眼精疲労の要である眼輪筋と前頭筋に囲まれています。

眉周りの筋肉をほぐすことで血流が良くなり、目が開きやすく、疲れ目や頭痛解消にも役立ちます。

中高年になると多くの人は若い頃よりも目が小さくなったと感じますが、

これは瞼(肌)のたるみ以外にも、筋肉の衰えや血行不良、むくみも要因です。

眉をオシャレやメイクの観点だけでなく、健康の観点から眉活を知っていただきたいと思っています。

眉活で得られる4つの効果

  • 眉毛の健康寿命を延ばすこと(眉の育毛)
  • 眉周りの血流UP・眉骨ツボ指圧で疲れ目解消効果
  • 目が大きくなる
  • リフトアップ効果

眉活については、初級アイブロウマイスター認定講座の中で詳しくお伝えしていきます。

眉講座のご案内

眉のことをもっと知りたい!自分に似合う眉を知りたい人へ

眉活について知りたい
自分に似合う眉を知りたい
眉を説明できるようになりたい
美容師免許不要
どなたでも参加OK
1日で認定証がもらえる
デッサン実技あり


眉スパ講座
眉・耳・フェイスライン・頭部・前頭筋を10分でほぐす眉スパ講座
眉メニューを取り入れたいサロンの皆様に大好評(美容師免許不要)!
タオルとティッシュが1枚あれば、誰でも始められる簡単で効果の高いヒーリングメニュー

右:モデルのセルフメイク
左:眉スパ後にメイクした顔/目の位置・大きさもUP!

ノンケミカル・ブロウラミネーション

ブロウリフトとも眉毛パーマとも違う

眉毛も肌も傷めない!
眉マッサージしながら毛流れも整う全く新しい技術
薬剤不使用+マッサージで毛流れと目元がアップする特許出願技術

〜老若男女を選ばない自然な仕上がり〜

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著者

TOMOKOのアバター TOMOKO International Makeup Association認定 メイクアップアーティスト (社)ジャパンブロウアーティスト協会代表理事

NY州立大学卒業後、アパレル・企業広報・IT翻訳・人材派遣営業職など様々な職業を経てロンドン、パリのメイクアップスクールに留学。
日本の眉毛エクステの第一人者として、NHK, AbemaTVなどメディア出演多数。
世界初の眉毛エクステ専用コスメEVOKE BROWSはじめ、眉毛エクステ専用商材を国産化粧品として開発。
眉のアドバイザー資格アイブロウマイスター監修、つけ眉毛技術W BROW/ノンケミカルブロウラミネーション技術発明。
メイクアップアーティストとして化粧品開発事業も行う。
美容師免許、調理師免許保有。
サイアートパーソナルカラーアナリスト。

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